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睡眠改善・不眠症改善:睡眠に関する障害について☆

2022.03.11 コラム

こんにちは、睡眠改善専門店 healingsalon 心です(^^)
本日は「睡眠に関連する障害」についてお話したいと思います。

睡眠に関連する障害には、いくつかの症状があります。
まず「ナルコレプシー」という症状についてお話します。

ナルコレプシーは、睡眠発作と呼ばれる症状と情動脱力発作と呼ばれる症状があります。

主な症状である睡眠発作は、睡眠中ではなく日中に現れます。
睡眠発作が現れると耐えられないほど強烈な眠気に襲われて、通常であれば理性が働くような場面でも、関係なく眠りに陥ってしまいます。
睡眠や疲労の度合いとは関係なく起こり、その眠気の強さは当事者でないと想像できないほどの強烈なものです。
この発作は1日に何度も訪れ、一旦眠りに陥ると2~3時間ほどで元の状態に戻り、また前兆なく襲ってきます。

情動脱力発作は、突然全身の筋肉から力が抜けてしまう症状です。
睡眠発作同様、立っていられなくなり膝の力が抜け倒れ、怪我をしてしまうことがあり、稀に呂律が回らなくなる症状もあると言われています。
この発作は、感情が昂ったり刺激された時に起こります。
驚いた時、強い喜びを感じた時などポジティブな感情の動きに伴って起こることが多く、ネガティブな感情を伴うことはありません。
ナルコレプシー患者の80%以上の患者がこの症状を伴っています。

ナルコレプシーが発症する原因は、オレキシンの欠乏です。
何らかの感染症などによって過剰な免疫反応が引き起こされると、視床下部にある神経細胞がダメージを受けて、オレキシンの分泌ができなくなってしまうと考えられています。

日本でのナルコレプシーの有病率は、世界的な平均のおよそ4倍です。世界では2000人に1人、日本では600人に1人と、有病率が高くなっています。
発症のピークは10代半ばと言われています。

日中の異常な眠気には、細心の注意が必要ですね。
症状が疑われる場合は、医療機関へ早めの受診をしましょう。

如何でしたでしょうか(^-^)
本日はここまでです。
睡眠に関する障害についてのお話は続きます。
次回は、妊婦さんや中高年以上の女性に多い「レストレッグス症候群」についてお話したいと思います。
お楽しみに~☆

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