睡眠改善・不眠症改善:睡眠と記憶について☆
こんにちは、睡眠改善専門店 healingsalon 心です(^^)
本日は「睡眠と記憶」についてお話したいと思います。
記憶にはいくつかの種類があり、「宣言的記憶」と「非宣言的記憶」というものに分類されます。
「宣言的記憶」とは、言葉として記したり話すことのできる記憶のことです。
時間や場所などの自分が体験した出来事で文章として表せるエピソード記憶、一般的な事柄・知識として知っている事柄などを表す意味記憶があります。
「非宣言的記憶」とは、言葉として記すことのできない、身体が覚えている感情や技能のことです。
日常の動作や楽器の演奏、運動などの技術を表す手続き記憶、言葉で表現することが難しい、恐怖や不安などの感情にまつわる情動記憶があります。
ドイツの心理学者が行った実験では、日中よりも夜眠っている間の方が記憶が減少する度合いが少ないという結果が出ています。
つまり、睡眠は記憶を定着させるということになります。
起きている間に学習したことを定着させるために、睡眠は不可欠のものとなります。
しかし、日々の生活の中で私達が体験することは、良い事だけでなく不快なこともあります。
記憶を定着させてしまう睡眠は、不快な記憶までも定着させる働きをしてしまいますが、ストレスとなる不快な思いをした日の不眠には、危機を回避しようとする動物本能的な役割や、不快な記憶を定着させるのを防ごうとする役割があるのです。
嫌なことがあった時はあえて眠らずに過ごすことで、嫌な記憶が定着するのを防ぐことに繋がります。
但し睡眠は、身体の疲れを取るためには必要不可欠なものですので、できる限りしっかり取りたいものですね。
何事も無理は禁物です。
如何でしたでしょうか(^-^)
本日はここまでです。
次回は「夢」についてお話したいと思います。
お楽しみに~☆