久留米の睡眠改善ヘッドスパ 脳の呟きのトップイメージ

久留米の睡眠改善ヘッドスパ 脳の呟きのブログ

睡眠改善・不眠症改善:脳幹の働きについて☆

2021.06.21 コラム

こんにちは、睡眠改善専門店 healingsalon 心です(^^)

本日は「脳幹の働き」についてお話したいと思います。

脳幹は、脳の一番内側、大脳の基部にあり、視床下部の隣に位置しています。
「延髄」「橋」「中脳」「間脳」といった器官の集合体を脳幹といいます。
脳幹には、多くの神経核があって、呼吸や循環を司る生命維持機能も集中しています。

脳幹が損傷を受けるなどして機能を失ってしまうことを「脳死」と言います。
つまり、脳幹は生死に直結した器官だということになります。

覚醒と睡眠を切り替えるメカニズムにおいて、この脳幹と、脳幹網様体と呼ばれる部位の関係がとても重要です。
脳幹網様体は、脳幹に網の目のように走っている神経繊維で、中には神経細胞が散在しています。

脳幹には、覚醒を作り出す中枢があり、より上位の中枢へ信号を送り出して大脳を賦活することで、覚醒状態が作り出されると言われています。

また、覚醒だけでなく、レム睡眠を作り出す中枢も、脳幹にあることが発見されています。

脳幹にある神経核は、覚醒を作り出す神経細胞、睡眠を作り出す神経細胞があり、覚醒を作り出すメカニズムの方が力を持っている時は覚醒状態が作られ、その逆の時に睡眠状態が作り出されるということです。

覚醒から睡眠へ移行する際、神経細胞の活動が抑制されることになるきっかけはまだ明らかになっていないのですが、仮説として、「睡眠負債」という考え方が提唱されています。

如何でしたでしょうか(^-^)
本日はここまでです。
次回は「睡眠負債」についてお話したいと思います。
お楽しみに~☆

こちらもおすすめ

お問い合わせは公式LINEで承ります。
お気軽にお問い合わせください!